防犯性能が高い家の特徴5選! 2023.09.13 お役立ちコラム 家を建てるとき、おろそかにしてはならないのが防犯性能です。デザインや暮らしやすい間取りも大切ですが、家族が安心して生活するためにも防犯対策は欠かせません。 今回は、防犯性能の高い家づくりのポイントや実例を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。 防犯性能が高い家の特徴5選! 防犯性能の高い家には、次のような特徴があります。 1. 窓やドアに二重ロックを設置する 2. 夜間に外構をライトアップする 3. 門扉やフェンスを設置する 4. 庭に砂利を敷く 5. 犬を飼う それぞれの防犯対策について、くわしく解説します。 ①二重ロックの窓やドアで防犯 ひとつの窓やドアに対し、2つの鍵を設置する「二重ロック」は、現在の防犯対策の基本です。空き巣などによる侵入が最も多い窓や玄関は、とくに防犯機能を強化しておく必要があります。 二重ロックの窓とは、中央部のクレセント錠に加えて、上部や下部にもう1カ所補助錠が設置された窓です。クレセント錠だけでは、ガラスを割るだけですぐに解錠されてしまいますが、補助錠があると家に入り込むまでに時間を要します。 警察庁の調査では、侵入に5分かかると約7割が犯行をあきらめるという調査結果があります。二重ロックにすることで、空き巣が侵入を断念する可能性を高められます。 現在、玄関ドアも二重ロックタイプが主流です。カードやリモコンで操作するタイプや、サムターンが着脱できるタイプなど、さまざまな機能の鍵があります。 参考:警察庁住まいる防犯110番 ②夜間のライトアップで防犯 空き巣は、暗く人目につかない場所を好むため、街灯の少ないエリアを狙う傾向があります。夜間、家の周辺を照明で明るくすることで、空き巣など不審者を目立たせやすくします。 照明をつけておくと明るすぎてしまう、または電気代が心配な場合は、人感センサーライトが役立つでしょう。敷地内に侵入すると自動で照明がつくので、空き巣にとって動きづらい環境が作れます。 人目につきにくい勝手口にも人感センサーライトを設置すれば、より高い防犯対策になります。 ③門扉やフェンスを設置し防犯 外構に門扉やフェンスがあると、敷地内へ侵入されにくくなります。オープン外構は開放的ですが、敷地外と玄関の間に仕切りを設けたほうが、侵入までのハードルが加わるため安心です。 門扉やフェンスがあることで「入りにくそう」と心理的な抵抗感を与える効果もあります。住宅内への侵入防止だけでなく、玄関先に置いてある自転車などが盗まれる危険性も減らせます。 門扉やフェンスを設置するときは、見通しのよいタイプを選びましょう。見通しの悪いデザインや目線より高い塀は家族のプライバシーを守れる反面、空き巣にとって身を隠すのに好都合な場所になってしまいます。 防犯性を高めるなら、ほどよくプライバシーを守りながら、死角を作らないデザインや高さが適しています。 リモコンで施錠できるタイプや自動施錠機能のあるタイプは、暮らしやすさを損なわずに防犯対策が可能です。 ④庭に砂利を敷き防犯 家の庭に砂利を敷きつめるのも、防犯性能を高めます。砂利は歩くと音がするため、空き巣は建物に近づきにくくなります。 とくに「防犯砂利」は、歩くと70dB以上の大きな音が出ます。70dBは、電話のベルにあたる大きさなので、家の中にいても聞こえるでしょう。 防犯砂利は音の大きさに幅があります。素材も天然石や瓦、ガラス製など、さまざまな種類があり、家の環境やデザインに応じて選べます。 庭だけでなく、家の外周にも敷きつめると、より高い防犯効果が期待できるでしょう。 ⑤犬を飼って防犯 犬を飼うのも、防犯対策として効果的です。警察庁の調査によると、空き巣が犯行をあきらめる要素の上位に「住人が犬を飼っていた」という理由が入っています。 犬はもともと縄張り意識が強く、自分の生活空間であるテリトリーに不審者が侵入すると吠えたり、うなったりする性質を持っています。 侵入者への反応はそれぞれの性格によっても異なります。温和でおとなしいタイプの犬は、誰にでもなつきやすく番犬としては不向きかもしれません。 ただ、空き巣は犬のいない家のほうが狙いやすいため、吠えるかどうかよりも犬がいること自体が抑止力になります。 不審者を見分けて吠える犬を飼いたい場合は、警察犬にも採用されるジャーマン・シェパードやドーベルマンなど番犬の素質をもった犬種を選ぶのがおすすめです。 不審者を見分けて吠えられるようになるには、一定の訓練が必要です。犬を飼うときは、ひとつの命を預かる責任を持ちましょう。 参考:警察庁住まいる防犯110番 実際の防犯性能が高いお家をご紹介! ジョイフルホームでは、次に紹介する防犯対策を取り入れた家づくりをしています。 ここからは、防犯性能の高い家の実例を紹介します。 1アクション2ロックで締め忘れ防止をして防犯 玄関ドアは、鍵が2つ付いた二重ロックです。「1アクション2ロック」タイプは、主錠をロックすると補助錠も連動してロックされます。常に2ロックの状態になり、補助錠をかけ忘れる心配がありません。 室内に設置したパネルから遠隔操作ができ、玄関まで行く必要がありません。2階からの操作も可能です。 操作パネルは施錠・解錠の状況に応じてランプが光る仕様です。室内にいても鍵が締めてあるのかどうか、簡単にわかります。鍵を開いたままだと赤く点灯するので、鍵のかけ忘れを防止できます。 人感センサーや防犯カメラを設置し防犯
防犯性能が高い家の特徴5選! 2023.09.13 お役立ちコラム 家を建てるとき、おろそかにしてはならないのが防犯性能です。デザインや暮らしやすい間取りも大切ですが、家族が安心して生活するためにも防犯対策は欠かせません。 今回は、防犯性能の高い家づくりのポイントや実例を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。 防犯性能が高い家の特徴5選! 防犯性能の高い家には、次のような特徴があります。 1. 窓やドアに二重ロックを設置する 2. 夜間に外構をライトアップする 3. 門扉やフェンスを設置する 4. 庭に砂利を敷く 5. 犬を飼う それぞれの防犯対策について、くわしく解説します。 ①二重ロックの窓やドアで防犯 ひとつの窓やドアに対し、2つの鍵を設置する「二重ロック」は、現在の防犯対策の基本です。空き巣などによる侵入が最も多い窓や玄関は、とくに防犯機能を強化しておく必要があります。 二重ロックの窓とは、中央部のクレセント錠に加えて、上部や下部にもう1カ所補助錠が設置された窓です。クレセント錠だけでは、ガラスを割るだけですぐに解錠されてしまいますが、補助錠があると家に入り込むまでに時間を要します。 警察庁の調査では、侵入に5分かかると約7割が犯行をあきらめるという調査結果があります。二重ロックにすることで、空き巣が侵入を断念する可能性を高められます。 現在、玄関ドアも二重ロックタイプが主流です。カードやリモコンで操作するタイプや、サムターンが着脱できるタイプなど、さまざまな機能の鍵があります。 参考:警察庁住まいる防犯110番 ②夜間のライトアップで防犯 空き巣は、暗く人目につかない場所を好むため、街灯の少ないエリアを狙う傾向があります。夜間、家の周辺を照明で明るくすることで、空き巣など不審者を目立たせやすくします。 照明をつけておくと明るすぎてしまう、または電気代が心配な場合は、人感センサーライトが役立つでしょう。敷地内に侵入すると自動で照明がつくので、空き巣にとって動きづらい環境が作れます。 人目につきにくい勝手口にも人感センサーライトを設置すれば、より高い防犯対策になります。 ③門扉やフェンスを設置し防犯 外構に門扉やフェンスがあると、敷地内へ侵入されにくくなります。オープン外構は開放的ですが、敷地外と玄関の間に仕切りを設けたほうが、侵入までのハードルが加わるため安心です。 門扉やフェンスがあることで「入りにくそう」と心理的な抵抗感を与える効果もあります。住宅内への侵入防止だけでなく、玄関先に置いてある自転車などが盗まれる危険性も減らせます。 門扉やフェンスを設置するときは、見通しのよいタイプを選びましょう。見通しの悪いデザインや目線より高い塀は家族のプライバシーを守れる反面、空き巣にとって身を隠すのに好都合な場所になってしまいます。 防犯性を高めるなら、ほどよくプライバシーを守りながら、死角を作らないデザインや高さが適しています。 リモコンで施錠できるタイプや自動施錠機能のあるタイプは、暮らしやすさを損なわずに防犯対策が可能です。 ④庭に砂利を敷き防犯 家の庭に砂利を敷きつめるのも、防犯性能を高めます。砂利は歩くと音がするため、空き巣は建物に近づきにくくなります。 とくに「防犯砂利」は、歩くと70dB以上の大きな音が出ます。70dBは、電話のベルにあたる大きさなので、家の中にいても聞こえるでしょう。 防犯砂利は音の大きさに幅があります。素材も天然石や瓦、ガラス製など、さまざまな種類があり、家の環境やデザインに応じて選べます。 庭だけでなく、家の外周にも敷きつめると、より高い防犯効果が期待できるでしょう。 ⑤犬を飼って防犯 犬を飼うのも、防犯対策として効果的です。警察庁の調査によると、空き巣が犯行をあきらめる要素の上位に「住人が犬を飼っていた」という理由が入っています。 犬はもともと縄張り意識が強く、自分の生活空間であるテリトリーに不審者が侵入すると吠えたり、うなったりする性質を持っています。 侵入者への反応はそれぞれの性格によっても異なります。温和でおとなしいタイプの犬は、誰にでもなつきやすく番犬としては不向きかもしれません。 ただ、空き巣は犬のいない家のほうが狙いやすいため、吠えるかどうかよりも犬がいること自体が抑止力になります。 不審者を見分けて吠える犬を飼いたい場合は、警察犬にも採用されるジャーマン・シェパードやドーベルマンなど番犬の素質をもった犬種を選ぶのがおすすめです。 不審者を見分けて吠えられるようになるには、一定の訓練が必要です。犬を飼うときは、ひとつの命を預かる責任を持ちましょう。 参考:警察庁住まいる防犯110番 実際の防犯性能が高いお家をご紹介! ジョイフルホームでは、次に紹介する防犯対策を取り入れた家づくりをしています。 ここからは、防犯性能の高い家の実例を紹介します。 1アクション2ロックで締め忘れ防止をして防犯 玄関ドアは、鍵が2つ付いた二重ロックです。「1アクション2ロック」タイプは、主錠をロックすると補助錠も連動してロックされます。常に2ロックの状態になり、補助錠をかけ忘れる心配がありません。 室内に設置したパネルから遠隔操作ができ、玄関まで行く必要がありません。2階からの操作も可能です。 操作パネルは施錠・解錠の状況に応じてランプが光る仕様です。室内にいても鍵が締めてあるのかどうか、簡単にわかります。鍵を開いたままだと赤く点灯するので、鍵のかけ忘れを防止できます。 人感センサーや防犯カメラを設置し防犯